60 posts tagged “5月下旬”
連年より一足早い梅雨入り。
雨のため急造の宅地造成地に又々事故が続発。山沿いに造成地の多い神
戸市では早くも地盤がゆるんで民家が押しつぶされるという事故が起きま
した。防災週間と銘うってパトロールを受けたり、又消防団も出動して救
難訓練も行われていますが宅地造成地の危険は去りません。
長雨のあと突然晴れ上り真夏のような暑さをもたらし、更に群馬県や埼玉
県では風速50メートルの突風が吹きあれ、大きな被害を出しました。所によっ
ては鶏卵大のヒョウも降り大木は倒れ、学校の窓ガラスも跡かたもなくうちく
だかれました。このため八人の死者と多くの負傷者を出しました。
晴れるといえば降り、降るといえば晴れるという狂ったお天気に気象庁も
お手あげの状態です。
(作品No.:NAJ0933-04)
(昭和38年5月29日公開)
埼玉県狭山署の捜査本部は五月二十三日、中田善枝さん殺しの有力容疑者
として地元の石川一雄を逮捕しました。
事件発生以来二十三日目、慎重に捜査を重ねた上での逮捕だけに解決の糸
口と思われましたが石川は取調べに対して頑強に犯行を否認しています。
吉展ちゃん事件に次いで世間を悲しみと怒りにつき落した悪質な犯罪だけ
に、犯行に対する憎しみの声はつのるばかりです。
狭山市民は警察署長を迎えて、市民大会を開き、こうした事件が再び起ら
ぬよう真剣に話合いました。
意外に長びいている事件の解決。たとえこの事件が解けても吉展ちゃん事
件の解決など警察はなお大きな問題をかかえているのです。
(作品No.:NAJ0933-03)
(昭和38年5月29日公開)
春の交通安全週間だというのに、けたたましくサイレンを鳴らして救急車
が駆けてゆく。
狭い車道にひしめきながら先を争う無数の車、私達の住んでいる東京の自
動車は全く走る凶器だ。不注意な自動車にはねられたお友達。昨日までい
っしょに遊んでいたお友達だった。
交通関係の人が学校にやって来て自動車のこわさをよく教えてくれた。そ
して私達もいろいろ考えた。
登校下校時に横断歩道では全く気を使う。ランドセルにはストップの標識
をつけた。またヘルメットをかぶってお巡りさんの代りをつとめることも
あるんだ。
成人になっても歩道でキャッチボールをする人、交通ルールを全く守らな
い大人をずい分見かける。ぼくたちはちゃんと交通規則を守っているのに。
(作品No.:NAJ0932-04)
(昭和38年5月22日公開)